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2月15日。渋谷プレジャー プレジャーで行われたチャボの恩返しの最終回にでかけた。
最終回を飾るのは斉藤和義だ。
清志郎ファンとかチャボファンには、なんだか斉藤和義ファンが多い。そんななか、音楽事情が80年代でほぼ止まってしまっている私には、斉藤和義は嫌いじゃないけど、特に好きでもって感じの存在だった。だから、今回のライブも、いい席で見たいなーとは思ったものの、私なんかよりももっとファンの人がいい席で見るべきだよなー、なんてことも思ってもいたので、受け取ったチケットが2階席だったのを見て、残念な一方で、これでいいのだーっなんて思ったりもしたのだった。
まぁ、なんにしろ、チケットがとれて、見に行けてよかった。だって、本当に素晴らしいライブだったんですもん!
仕事がひと段落ついたところだったので、この日は会社を休んで、家で晩御飯を食べてから、ギリギリに会場へ。友人のa.k.もこのライブに行ったのだが、FC優先では、連番で席をとることができなかったので、始まる前に1階席にいる彼女にちょっと挨拶をしてから自分の席についた。
ライブは開演時間の19時をちょっと回ったころに始まった。
チャボが登場して、恩返しシリーズについて説明。
そして、斉藤和義が登場! チャボと並ぶと、背がかなり高いのがわかる。後でチャボも言っていたが,歌うとすごいのに,そうじゃないときはへなーって感じ(笑)。清志郎も歌うとすごいのに,普段の清志郎は寡黙にみえた(親しい人に対してはそうじゃなかったのかもしれないけど)。歌って,ものすごいパワーなんだなって改めて思う。
これまで清志郎やチャボのライブで、何度か斉藤和義を見たことはあった。が、持ち歌を歌っているのは何年か前のフジロックでしか見たことがなかったので、このライブが、私にとってはほぼ初めての斉藤和義体験(笑)。
始まってからしばらくは、なんとなく演奏を聞いていたのだが,思わず1つの曲にひきつけられた。
♪本当に欲しいのはエキサイトする心臓だろ?♪
後で調べたら、「Are you ready?」という曲だった。大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」すら見たことがなかった私は,あまりのインパクトに、あのドラマの主題歌になってヒットしてるのってこの曲?,なーんて思ってしまったが,あれは「やさしくなりたい」って曲だったんですねぇ。笑
そのほか,チャボのカバーの「うぐいす」や,「45 STONES」から「ウサギとカメ」,「ギター」,「僕と彼女とロックンロール」,「猿の惑星」などが演奏された。
私の前に座っていた女子たちは和義ファンだったらしく,「猿の惑星」の♪うっききっき♪ってところで,お決まりのポーズをやっていた。行きなれていないミュージシャンのライブって,ファンの人が決めポーズを見るのもけっこう楽しかったりする。
そして,チャボの登場!
「よォーこそ」で始まってびっくり。
「あいつエレキ使ってたな、卑怯者」なーんて言いながら,「エネルギー Oh エネルギー」が続く。バンドじゃないのに、この曲やるなんて、なんてクレイジー!!
そして、この日も、初期のRCサクセションの歌が演奏された。「もっと落ち着いて」。歌う主のいなくなってしまったこれらの歌たちを、チャボはこれからも、思い出を語りながら歌ってくれるのだろう。
恩返しシリーズでは、恩返しするミュージシャンの歌を1曲、チャボが歌う。「僕の見たビートルズはTVのなか」。僕が見たビートルズは武道館の中だったんだぜ、なーんてこと言いながら。笑
チャボのライブのラストは「ガルシアの風」であった。やっぱいい曲だよなぁ。
アンコールは、2人の即興ブルースで始まった。
この曲の後、な、な、なんとクロマニョンズのマーシーが登場した。
きゃぁああー。思わぬゲストに、ボルテージが最高に達した私である。
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